貧者の一灯

※※※8月2日(火)※※※

お盆も近づいてきた昨日、「長者の万灯より貧者の一灯」という言葉をお教えいただきました。

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阿闍世(あじやせ)王が釈迦を請じて供養をし、宮殿から祇園精舎への釈迦の帰り道に万灯を灯した時、貧乏な一老女も灯明を掲げようと思った。

そこで、わずかの銭を都合して一灯をともしたところ、王のあげた灯明は消えたり、油が尽きたりしたが、老女の灯明は終夜消えなかったという。

貧しい人の誠意のこもったわずかな捧げ物は、金持ちの世間体を飾った多くの寄進よりも、貧しい者の心のこもったわずかの寄進のほうが功徳が大きい。

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つまり、形式よりも真心が大切であるということの例え。 久々に心に響いた言葉でした。

真心に直球勝負。