嘉田知事退任挨拶①

※※※6月4日(水)6月臨時議会閉会日※※※

本日、6月臨時議会が閉会しました。 本来は、6月2日から6月18日までの予定でしたが、6月2日、3日、4日の3日間だけの開催となりました。

しかし、辞めて行く知事に様々な事を聞く必要はないとの大会派からの提案が通り、2期8年も務められた知事に対してこの様な事態となりました。

知事の任期は19日まであるのに、最後の挨拶がこの様な時期に、たった15分間に制限されるなど、知事に対して、あまりにも情けも礼もない状況となりました。

これが政治の世界の習わしというのでしょうか、子どもの嫌がれせみたいでとても嫌な気がしました。 しかし、知事は短くとも格調高く、誇り高く挨拶されました

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本日行われた、嘉田知事の退任挨拶の要点だけをお伝えします。

1、県民の皆様との約束を果したという達成感。 ・・・ 2006年の「3つのもったいない」、2010年の「もったいないプラス」の約束を果すことができた

①「税金のムダ使いもったいない。」 栗東新幹線新駅、大津市栗原廃棄物処理場、大戸川ダム他6ダムなどの建設中止。

高コスト体質の事業見直しにより、県債残高(借金)を900億円以上減らし、基金(貯金)を300億円確保できた。

②「子どもや若者の育つ力を損なったらもったいない。」 若者に「若者未来サポートセンター」、母親に「マザーズジョブセンター」を全国に先駆けて設置。

若者や女性の活躍は、家族の稼ぐ力を強めることで、子を産み、子を育てることを支援すると共に、地域の経済成長にも貢献できた。

③「びわ湖や自然の力、壊したらもったいない。」 「温室効果ガス半減条例」、「再生可能エネルギー導入」、「内湖再生ビジョン」等、環境施策を具現化。

持続可能な社会の形成に向けて、滋賀県の経済成長と環境保全の両立をはかる様々な具体的政策を打ち出すことができた。

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2、滋賀県の未来への発展と安心の種を埋め込むことができたという達成感。 ・・・ これについては、明日、書かせて頂きます。

嘉田知事の功績に直球勝負。