愚直に、素直に

※※※4月17日(水)登庁(議会事務局、滋賀県警、南部土木事務所)※※※

昨日、近所のある家を通りかかったら、小学6年生のA君が一生懸命にバットの素振りをしていました。 彼は地元の少年野球部で活動していますので、先日、私が考案した素振りマシン(ただのカラーコーン)を提供させてもらいました。 そのマシンの先に付いた長さ10㎝ほどのゴムをめがけて一生懸命に振り続けています。

自作の素振りマシン

暫くの間、車の中からじっと様子を見ていました。 お世辞にも上手なスィングではありませんが、とにかく一生懸命です。 何だかとても嬉しくなってきましたので、車から降りて少々手ほどきをしました。 私の話を聞く姿勢も真剣そのものです。 彼は、私が先日「一日300本を目指して」というアドバイスを守り、そのノルマを果たそうとしていたのでした。

出てこられたおうちの方から、この日初め彼の事について色々と伺いました。 小学校低学年の時にはいじめに逢っていたことや現在は最上級生なのにあまり試合に出られないこと、バットボーイやボール拾いばかりしていることなどです。 先日も、辛いことがあったらしくて、野球チームを辞めようかなと漏らしていることも知りました。

友達の方が自分よりも上手なことも知っているんです。 チームで自分が置かれている立場も。 でも、少しでも上手になろうとして、陰で一生懸命に努力しているのですね。 その純粋な気持ちが、一生懸命さに出ていたのです。 努力しても、良い成績や結果として現れることは希なことです。

しかし、努力したという事実は消えることはありません。 努力をしたという事自体が重要な事なんだと説明しました。 彼はどちらかというと地味でおとなしく、口数も少ない子で、目一杯元気でやんちゃな子ではありません。 でも、その愚直で素直な姿勢に何かしら惹かれます。

彼は生来、学校の先生になりたいと夢を語ってくれました。 「頑張れ、A君。 最上級生でレギュラーになる子は多いけど、最上級生になっても率先して雑用をこなす子はいないぞ。 バット引きにも、ボール拾いにも全力で取り組め。 必ず誰かが見ている、必ず野球の神様は見ているぞ。 黙々と行う努力は、野球の技術上達ではないんだ。 自分の心を鍛えているんだ。」

野球少年に直球勝負。