明治時代の初期、当時の有力な元老3人が「education」をどう訳すかについて議論したことが紹介されていました。 大久保利通は「 教 化 」と、 福沢諭吉は「 開 発 」と、 森有礼は「 教 育 」と訳すことを提唱したそうです
大久保利通の「教化」・・・ 何も知らない人に、「ものを教え込む」という意味を込めて。
福沢諭吉の「開発」 ・・・ 「education」の原語はラテン語の「educre」で、これは「引き出す」と言う意味だから。
森有礼の「教育」 ・・・ 教育の根幹思想である「子どもを教え、育てる」という意味から。
教育の本来の役割は、「子ども一人ひとりが持っている潜在的な能力を最大限に引き出すこと」です。 必要な学習内容の質や量が問われることから「教え込む」ことも重要なことです。
この意味からも、3人が挙げた「教化」、「開発」、「教育」は、それぞれ重要な観点ですが、ここから「教育」を採択した明治の元老の良識に感謝です。
教育の本質に直球勝負。



