栄冠は君に輝く

※※※8月11日(金)※※※

栄冠は君に輝く』 = 「全国高等学校野球大会の歌」 作詞:加賀大介、作曲:古関 裕而

雲は湧き 光溢れて、天高く 純白の球(たま) 今日ぞ飛ぶ、 若人よいざ、まなじりは 歓呼に応え、いさぎよし ほほえむ 希望、嗚呼 栄冠は君に輝く

去る、8月7日に予定されていた第99回全国高等学校野球選手権大会の開会式は、折からの台風の影響で翌日に順延され実施されました。

開会式の雨天順延は、1960年の第42回大会以来57年ぶりと言うことですが、99回行われた開会式が雨中で行なわれたのは、たったの1回だけです。

何を隠そう、私が出場した1972年の第54回大会のことです。 もう45年も前の出来事になりましたが、この年の開会式は8月11日でした。

11日は開会式だけが行われ、試合は翌12日に順延されました。 実は、8月12日は、私の18歳の誕生日でしたので、私にとっては幸運の雨でした。

第54回選手権大会:旗を持つのが私です。CIMG0403 全国高校野球選手権大会、いわゆる、「夏の甲子園大会」は、日本の夏の風物詩ともいうべき、外国にも例を見ない、高校生スポーツの一大イベントです。

高校期に何かに魅入られた様に、一つの事に熱中する経験はとても貴重な事です。 そして、熱中できる環境にいることに感謝できたら、とてもすばらしい事です。

勝つ喜び・楽しさ、負ける悔しさ・辛さ、仲間との友情やけんか等々、この経験は勝ち負けに拘わらず、必ず、10年先、20年先、50年先に良い思い出としてよみがえります。

球児達だけでなく、日本中が沸き立つ日本の夏。 甲子園での熱戦が、灼熱の太陽の下で行われ、どの球児の胸にも栄冠が輝く大会となることを期待しています。

灼熱下の熱戦に直球勝負。