再び、福井原発調査

※※※7月25日(水)美浜原子力防災センター、敦賀発電所※※※

昨夏に高速増殖炉「もんじゅ」を調査に行き、その中まで見せて頂きましたが、今夏も「卒原発」への行程を示すべく、福井県美浜防災センター(=オフサイトセンター)及び日本原子力発電(株)敦賀発電所に調査に行きました。

美浜防災センター」では、万が一の原子力災害発生時の、国・県・関係市町・警察・消防などの防災関係者が集結し、一体的な応急対策を講じるための拠点機能について説明を受けました。 滋賀県のブースも準備されており、万一の防災対策に対する危機感が感じられました。

美浜防災センター

原子力防災専門官から説明を受ける

日本原電・敦賀発電所」では、敦賀発電所1・2号機の概要説明並びに施設内の見学、3・4号機の新設予定地などの説明を受けました。 この件については、後日、調査内容を精査した上で報告させて頂きます。

発電所次長から説明を受ける

美浜のモニタリングポスト

福井県敦賀市や美浜町の美しい山並みや海岸を見ていると、その一角が埋め立てられ、人工的な建築物、しかも、15基もの原発施設が乱立する光景にとても違和感を感じます。

日本の産業経済、快適な生活、そして、福井県の財政状況を考えると致し方のないことと割り切ることも必要なのかもしれません。

しかし、美しい海と山、豊かな山と海の恵み、そして、福井だけでなく日本に住む全国民の安全な未来のために、卒原発の確かな行程を示して行かなければと改めて決意しました。

卒原発に直球勝負