※※※1月15日(火)※※※
今日は、生後8ヶ月の孫のお守りをしましたが、何をして気を引こうと考えた末、童謡であやすことにしました。
そこで手に取ったのは、野口雨情の作詞による童謡集でした。
赤い靴:赤い靴履いてた女の子、異人さんに連れられて行っちゃった。 ~ ~
青い目の人形:青い目をしたお人形は、アメリカ生まれのセルロイド ~ ~
雨降りお月さん:雨降りお月さん雲の陰、お嫁に行くときゃ誰と行く ~ ~
証城寺の狸囃子:しょうしょう証城寺、証城寺の庭で、和尚と狸がポンポコポンのポン ~ ~
黄金虫:黄金虫は金持ちだ、米倉建てた家建てた ~ ~
七つの子:カラス何故鳴くの、カラスは山に可愛い七つの子がいるからよ ~ ~
シャボン玉:シャボン玉飛んだ、屋根まで飛んだ。屋根まで飛んで、壊れて消えた。風、風吹くな、シャボン玉飛ばそ ~ ~
誰もが一度は歌ったことがある童謡ばかりですが、これら全部が野口雨情の作詞ということは知りませんでした。
しかし、雨情の作詞の童謡を歌う時、何だかもの悲しいさを感じるのは、私だけでしょうか?
そんな有情の童謡の中で、私が一番良く歌う好きな歌で、一番もの悲しさを感じるのは「シャボン玉」です。
一説によると、この詩は、自身の子どもが幼くして亡くなった悲しみ、命のはかなさを表したものだとも言われています。
これまで「シャボン玉」を何回も歌いましたが、楽しそうにシャボン玉で遊ぶ明るい歌だと思っていたことを後悔しました。
今日は、孫をあやしながら、命の尊さ、愛おしさを学んだ一時でした。 幼い命、元気に大きくなーーれ。
童謡の郷愁に直球勝負。