今年の漢字は災

※※※12月12日(水)※※※

本日、恒例となる「今年の漢字」が、清水寺貫主の揮毫(きごう)によりは「」と発表されました。

「今年の漢字」は日本漢字能力検定協会が1995年に始めたもので、今年で24回目だそうです。

ウェブ投票や図書館などに設置された投票箱で募集を行い、一番多かった漢字を「今年の漢字」としてで発表している。

2位以下には、「平」、「終」、「風」が入ったそうですが、「災」が選定された理由は、今年、各地で起きた地震や台風、豪雨、猛暑などさまざまな自然災害が発生したことからです。

因みに、「災」は、大型台風が毎週のように日本列島上陸し、新潟中越地震が発生した2004年以来2度目になるそうです。

広辞苑で「災」を引くと、① 病気天災盗難など人を不幸にする出来事災難、 ② 不快なこと。嫌なこと、が出てきます。

また、「災」という漢字の成り立ちは、「川」と「火」で、川の氾濫水害と火事被害を表しています。
 
そう言う意味では、成る程と思いました。 しかし、「災い転じて福と成す」という諺もあります。
 
2019年が「災」の少ない年であるように祈るばかりです。 「口は災いの元」とも言いますから。
 
災いの少ない日々に直球勝負。