とちりそば国会

※※※12月1日(土)※※※

本当に早いもので、今日から師走です。 師走と言えば「年越しそば」ですが、「とちりそば」という「そば」をご存じでしょうか。 

役者が舞台で台詞や仕草を間違ったりした場合、自腹で楽屋の共演者にそばを振る舞うという歌舞伎界の習わしです。 

「わずかな隙も見せない。間違わぬ」という、言葉を駆使するプロとしての緊張感と矜持の証拠でしょうか、役者魂を感じます。 

さて、最近の国会情勢と言えば、幼稚性と傲慢性が入り乱れた惨憺たる状況で、櫻井オリンピック相の発言などは、その代表格でしょう。 

もう少し、政治家、とりわけ大臣は、言葉の重みを自覚し、慎重に発言して頂きたいものです。

「とちりそば」の話にちなんで、「一言絶句、 楽屋中 そばだらけ」(一言台詞を忘れ、絶句した役者からそばを配られて、楽屋中そばだらけ)という川柳があります。

議会での大臣の言い間違い、読み間違いを数え上げたらキリがありません。 「一言呆気、 議場中 そばだらけ」

とちり蕎麦国会に直球勝負。