負けたらアカン日

※※※9月10日(月)※※※

私は、叔父が阪神甲子園球場の直ぐそばの浜甲子園二丁目に住んでいたことから、小学校一年生の時、ファンの集いで子供用のユニフォームに身を包み始めて甲子園の土を踏みました。

それ以来、55年間阪神タイガースファンです。

タイガースファンは、昔から負ければぼろくそに言うくせに、勝つと「ほれ見てみ、ワシが言う通りにしたら勝ちよった」と言います。

負ければ監督・コーチ・選手のせいにして憂さを晴らし、勝つと自分が勝たせたように言いふらすのがタイガースファンの真骨頂です。

「俺にとって、阪神タイガースは『水虫』みたいなもんや。 辛気くさいし厄介なもんやけど、これを爪で掻くと、これはこれで結構ええ気持ちや。」

「タイガースは、この辛気くさいけど、おらんとなると味気ない、まあ、水虫みたいなもんや。」 

かつて、タレントの上岡竜太郎氏は、タイガースファンの真髄をこの様な「阪神水虫論」で言い表しました。 

毎年、この時期になるとズルズルと後退して行く「ダメ虎」の惨めな姿を、何10年、何10回見てきたことでしょうか?

真の虎キチ」は、ペナントレースの大事な時に、必ず、弱々しく負ける虎の姿に得も言われぬ自虐的快感を覚え、恍惚を覚えるのです。

今日は、今日だけは絶対に負けたらアカン日が、去る8日の巨人戦でした。 結果は2-7の惨敗で、3位巨人とのゲーム差は2と広がりました。 

8日の勝ち負けはただの一敗ではありません。  それが解からんかいな、ダメ虎の諸君。 いよいよ今年も水虫がうずいて来ました。

ダメ虎に直球勝負。