劣化が進む政治

※※※9月8日(土)※※※

2012年9月26日付けの「とば義明ブログ」より

~ ~ ~ 今日行われた自民党総裁選、決戦投票の結果、安倍晋三氏が第25代総裁となりました。 

「上には挨拶するが、下に挨拶しない石原」、「上にも下にも挨拶しない石破」、「上にも下にもぺこぺこする安倍」と評される二世議員3氏の三巴を決戦投票で制したのは、安倍氏でした。

この総裁選の論戦を見ていた国民の心理は動きました。 民主党への支持が増えてきたそうです。 

この理由は、極端な右傾化を示し、保守回帰を鮮明にした自民党への警戒感と言われています。 当然のことです。

一方、民主党代表戦は、何の盛り上がりもなく、野田氏が圧倒的な差で完勝。 

震災復興が重要として代表戦に出なかった細野豪志環境相は、政調会長に推されると躊躇なく環境大臣をさっさと辞して、政調会長へまっしぐら。

また、選挙を睨んでの内閣改造では、前原、玄場、樽床、福山、松原氏等「松下政経塾」出身者がずらりと並ぶ予定とされています。 

次の総選挙までの短期間、選挙対策用に「夢の松下政経塾内閣」を組織されるとの事ですが、 どれもこれも、まるで被災地のことや、国民のことなど考えてもいません。 

何事も党利党略、派利派略、私利私欲で、日本の政治が動いていることの不思議は如何なものでしょうか。 ~ ~ ~

あれから6年、日本の政治は何も変わっていません。 否、6年前より劣化が進んでいるようです。 

誰のための政治かに直球勝負。