不文律精神を尊ぶ

※※※9月1日(土)※※※

第12回U18アジア選手権(9月3日開幕・宮崎)に出場する金足農業高校の吉田輝星投手のルーティーンともなっている「侍ポーズ」に待ったがかかりました。

日本高野連は禁止の理由として、「国際大会では侮辱行為として捉えられる可能性を考慮し、報復行為を避けるために判断した」としています。

国際大会では相手への敬意を重んじる不文律アン・リトンルール=ルールブックなどのには書かれていない暗黙のルール)があり、ここでは日本での常識が通用しません。

例えば、派手なガッツポーズは侮辱行為として捉えられ、大量リードしているチームはバントや盗塁を控えるなど、謙虚な振る舞いが求められています。 

そして、この暗黙のルールを破ると、チームメイトが報復を受けることになります。

因みに、昨年のU-18W杯の3位決定戦、日本-カナダ戦で、8回までに日本が7-0とリードしていた状況で、日本選手が二盗したため、9回に清宮選手が死球を受けたことがありました。

この様な過去の経験から、根尾選手や藤原選手など中心選手への報復を避けるための策であり、ここは素直に従うべきと考えます。 

それが、サムライ魂かと思います。

暗黙のルールに直球勝負。