昨日は、ある会合で野球のルール学習会が開催され、「振り逃げ」や「テイクワンベース」、「インフィールドフライ」などについて解説させて頂きました。
特に「インフィールドフライ」について、様々な疑問や質問が出されましたので、「インフィールドフライ」のルールについて解説します。
~ ~ ~ 無死或いは一死で走者1・2塁及び満塁の時、打者が内野へ小フライを上げた場合、主審は「インフィールドフライ」を宣告する事が出来る。
「インフィールドフライ」が宣告されると、その打者は自動的に「アウト」となる。 故に、その小フライを相手野手が取り損なっても、打者はアウトである。
しかし、走者は小フライが相手野手に取られた後にタッチアップを試みたり、或いは、取り損なった時、次塁を狙って行動しても構わない。
つまり、「インフィールドフライ」宣言された場合でも、プレーは中断されず、インプレーということである。 ~ ~ ~
そこで、皆さんにも、このプレーにまつわる問題を出題させて頂きます。 少々難しいかも知れませんが、水島新二氏の漫画「ドカベン」でも取り上げられたことがありました。
「一死2・3塁の場面で打者はスクイズバントを試みたが、2塁手の頭上への小フライとなった。 スクイズだから、当然、2・3塁走者は次塁へとスタートを切っている。
2塁手は、この小フライを捕り2死。 次に、タッチアップをせずに3塁へ走っている2塁走者をアウトにするために、2塁手はボールを持ったまま2塁ベースにタッチした。
2塁審判はアウトを宣告し、スリーアウトが成立した。 ところが、相手チームには1点が入った。」 さて、これはどういうことでしょうか? 答えは明日に。
野球のルールに直球勝負。