たでうどんの町

※※※1月28日(日)※※※

蓼食う虫も好き好き」という言葉があります。

「他に草もあるにも係わらず、辛い蓼を好んで食べる虫もいるように、人の好みも様々である。 一般的には理解できない場合がある。」から、「人の好きづきは千差万別」、「変わり者もいる」などの意味で使われてます。

」とは「ヤナギタデ」のことで茎や葉に特有の香りと辛みや苦みがある植物です。 香辛料や刺身のつま、有名なところでは鮎の塩焼きを食べる時に出てくる「蓼酢」として用いられます。

お刺身のそばに付いている紅色の植物も蓼の一種ですが、これはの「紅蓼(ベニタデ)」で辛みがあります。

しかし、この蓼、野洲市の御上神社では「ずいき(里芋の茎)祭」の時に「たで寿司」が奉納されるなど、古来から珍重される伝統食材です。

野洲市内のあるお店「ファーモア」では、これを麺に練り込み、野洲名物の「たでうどん」として売り出し中です。

たでうどん」とは、「」を野洲産米と共に練り込んだ「茶そば」の様な緑色の麺です。

太さはそば位で、食感はもちっとした感じです。 普通のうどんとは香りも食感も段違いで、また、自然食品ですから健康的です。

「蓼食う虫も好き好き」と言われようが、私も「やす『たで』ブランドプロジェクト」を、応援してゆきます。 頑張ろう、野洲。

野洲市へお越しの際のは、是非、「たでうどん」をお召し上がり下さい。

野洲の名物売り出しに直球勝負。