スポーツの滋賀

※※※1月5日(金)※※※

画像に含まれている可能性があるもの:植物

今日は、野洲市「新春奉賀会」にお招き頂き、ご挨拶をさせて頂く機会を頂きましたので、「滋賀のスポーツの現状とスポーツの力」について、お話しをさせて頂きました。

画像に含まれている可能性があるもの:1人、立ってる、室内

~ ~ ~ 皆様、改めまして、新年あけましておめでとうございます。 本年も、何卒、宜しくお願い申し上げます。
さて、本県では、「滋賀県基本構想」に基づき、2015年度から2024年の10年間を、「文化とスポーツの力を活かした元気な滋賀の創造」を目指す、いわゆる、「滋賀の文化とスポーツの10年」と位置付けていますが、昨年は本県のスポーツにとっては、正に飛躍の年となりました。

皆様ご承知の通り、9月9日に行われた日本学生陸上競技選手権大会男子100mで、本県出身の桐生祥秀選手が、日本人初の9秒台9秒98を記録し、優勝したニュースは今でも記憶に新しいところです。

7月に行われた世界水泳選手権大会では、200m個人メドレーで大橋悠依(ゆい)選手が銀メダルを獲得、8月31日に行われたサッカーのワールドカップ最終予選、オーストラリア戦で先発出場を果たし、見事勝利に貢献した野洲高校出身の乾貴士(たかし)選手の活躍など、世界の舞台で活躍する本県出身者の姿に心が躍りました。

また、来年、2019年に日本で行われるラグビーワールドカップで日本代表の一員として活躍が期待される山本幸輝選手は、野洲市出身の選手です。

余談ですが、現在、山本選手は  ラグビーのトップリーグヤマハ発動機「ジュビロ」に所属しています。 ここには、あの源五郎歩選手がいます。

監督は、元早稲田大学ラグビー部の名選手で有り、同大学の監督も務められた清宮克之氏で、皆さんよくご存じの早稲田実業高校野球部の清宮幸太郎選手のお父さんです。

話を元に戻し、国内大会を見ますと、昨年8月の全国中学校陸上競技大会の400mリレーで大会記録を出し、全国優勝した米原市立双葉中学校、全国高校総体ボート競技男子シングルスカルで優勝した瀬田工業高校の島田隼輔選手、そして、第99回全国高校野球選手権大会に出場した彦根東高校野球部の活躍も、私達県民に元気と勇気を与えてくれる嬉しいニュースでした。

今月、26日には、春の選抜高校野球の出場校が決まります。 滋賀県からは 近江高校が選出される事が濃厚ですが、彦根東も有力な候補として挙げられており、近畿枠6校の内、滋賀県から同時に2校選出となれば、史上初のこととなります。

実は、この様な状況に加え、近畿地区の21世紀代表として、膳所高校が選ばれています。

この21世紀枠というのは、技術的な事以外のことを評価されて選ばれるものですが、全国9地区の代表校の中から3校が選ばれるので、選出される確率は、三分の一ということになります。

近畿地区では、膳所高校が代表ですから、万が一、膳所が選ばれると本県から3校出場という珍事が起こる可能性もあります。 まあ、これはないと思いますが。

いずれにせよ、スポーツ弱小県と言われた本県のスポーツ事情は、大いに改善されてきたという事実であります。

活躍する彼らだけでなく、滋賀の将来を担う子ども達も、彼らの活躍に目を輝かせ、滋賀県民としての誇りと勇気を感じ、大きな刺激や励みを得て、健やかに逞しく成長してくれることを心から期待しています。これがスポーツの力であるといえます。

新年にあたり、明るく元気な滋賀のスポーツ事情の一部をご紹介させて頂き、併せて、本日ご出席の皆様方のご多幸とご発展を祈念し、新年のご挨拶とさせて頂きます。

本日は、誠におめでとうございました。 ~ ~ ~

自動代替テキストはありません。

年頭のご挨拶に直球勝負。