日馬富士関騒動

※※※11月26日(日)※※※

大相撲の横綱、日馬富士関の貴ノ岩関に対する暴行事件が、連日報道されていますが、報道内容や評論家達のコメントに、今一つピンときません。

ビール瓶で殴ったとか殴っていないとか、けがの程度はどうかとか、貴乃花親方の対応がどうとか。 そんなことは、今回の事件の真相ではないと思います。

今回のキーワードは、唯一つ、「八百長相撲」ではないでしょうか? それも、現在、大相撲界を席巻する「モンゴル人力士達」にまつわる事柄として、私は独断的な見方をしています。

①何故、鳥取県で発生した? そもそも、貴乃花親方は、この様な力士同士の会合を禁じていた。 そこで、貴ノ岩関の出身高校がある鳥取市内なら、高校時代の友人との会合と称して呼ぶことができたのではないか。

②何故、3横綱がそろっていた? 3横綱が揃うことに大きな意味があり、高校同級生との会合と偽り、わざわざ3横綱が示し合わせて呼んだのではないか。

③その理由は何か? 本年1月の初場所で、大関・稀勢の里13勝1敗、白鵬11勝2敗という場面で、白鵬は貴ノ岩と対戦し、ガチンコ相撲の結果、わずか10秒で負けていることが最大の背景ではないか。

④今回の事件との関係は? これまでは、モンゴル人力士間の忖度、暗黙のルールがあったのに、これを破ったことに対する報復の意図がある会合ではなかったのか。

⑤何故、日馬富士が? 白鵬自身では、いかにも直接過ぎるのではないか。 モンゴル村の掟を守るためには、日馬富士も白鵬の意図を察して行動したのではないか。

⑥貴乃花親方の動きは? 今回だけの暴力事件として見ておらず、こうした八百長まがいの馴れ合い体質を徹底的に暴き出そうとしているのではないか。 だから、協会に任せず、警察に調査を一任しているのではないか。

この様に推察してゆくと、登場人物が多く、情報が錯綜しているこの事件が、1本の線に繋がり、それぞれの動きも納得が行きますが、如何でしょうか。

この様に考えると、コメンテーター達が、「これだけ、大相撲が盛り上がっているのに残念だ」、「お互いが傷つかないように収めるべきだ」というコメントが如何に的外れなのか分かります。

これは、あくまで、私の独断的な見方ですので、ご了承ください。 今日で九州場所が終わり、明日行以降、いよいよ、貴乃花親方が、その辺のところを話し出すのではないでしょうか。

日馬富士問題の真相に直球勝負。