水無月の祓え

※※※6月29日(木)※※※

早いもので明日で6月も終わり、今年も半年が終わります。 ホント、早い。「光陰矢の如し」という言葉を実感しています。

さて、6月30日は、一年の上半期の最終日、6月晦日に行われる伝統行事、「夏越しの祓え(なごしのはらえ)」、または、「水無月の祓え(みなづきのはらえ祓え)」です。

大晦日は「大祓え(おおはらえ)」で、一年の罪や穢れを祓い、正月を迎えるとされますが、「夏越しの祓い」は、上半期の罪や穢れを祓い、清い身で「お盆」を執り行うというものです。

神社では、茅(ちがや)で作った大きな輪=「茅の輪(ちのわ)」が置かれ、この輪をくぐることで病気や禍を免れるとされています。 私も幼い頃、京都の神社でよくさせられたものです。

夏越しの祓えする者は、千歳の命延というなり。」と唱え、左足から踏み入れ、八の字を描く様に3度くぐらされました。 もう何年もやっていませんが・・・・・。

しかし、今でもこの時期は和菓子「水無月」です。 私は冷蔵庫に入れた水無月を、朝、寝起きに食べるのが大好きで、これを食べる事で日本の夏を感じると言っても過言ではありません。

この水無月の△形は氷を表し、小豆は悪魔払いを意味しています。 暑い時期に清涼感と穢れ祓いを込めた日本人の知恵と言うか、縁起を担ぐ国民性というか、宗教性です。

私は、明日、6月県議会の一般質問に立ちます。 これで、上半期を総括します。

上半期の総括に直球勝負。