WMG2021関西

※※※6月30日(金)※※※

今日は6月定例県議会で登壇し、以下の質問をしました。

「ワールドマスターズゲームズ(WMG)2021関西」の開催に向けて(抄録)

ワールドマスターズゲームズは、国際マスターズゲームズ協会が4年ごとに主宰する、原則30歳以上のスポーツ愛好者であれば、誰もが参加できる生涯スポーツの国際総合競技大会です。

1985年にカナダのトロントで第1回大会が開催されて以来、今年4月に開催されたオークランド大会で9回を数え、第10回記念大会は2021年にアジアで初めて関西地域で開催され、本県でもドラゴン・ボート競技など6種目が行われます。

この「2021関西大会」の開催を4年後に控え、私も滋賀県ドラゴンボート協会の役員として、去る4月27日から4日間に渡りドラゴンボート競技を中心に現地での開催状況などをつぶさに調査して参りました。

そこで、マスターズゲームズの開催について、本県の準備状況や課題について、知事並びに県民生活部長及び商工観光労働部長に伺います。

(1)「2017オークランド大会」への参画と視察について、知事に伺う。

①現地視察された知事の感想について    ②本県の参画状況及び視察報告について

(2)「2021関西」に向けた本県実行委員会の現況について、県民生活部長に伺う。

①「2021関西」を開催する目的や意義ついて    ②本県実行委員会と「関西大会」の組織委員会との役割分担及び連携の現状ついて    ③「競技別実施要項概要」作成の進捗状況について

④スポーツボランティアの活用について    ⑤国際マスターズゲームズ協会による本県会場の視察状況について

(3)「2021関西大会」に向けた本県の観光戦略について、商工観光労働部長に伺う。

①「2021関西大会」が及ぼす経済効果及び本県への波及効果について

②「2021関西大会」に向けた本県に特化した観光戦略について 1、「ビワイチ」の現状と積極的な活用 2、「民泊」の制度整備と普及推進 3、「スポーツツーリズム」の推進状況     4、滋賀の「おもてなし精神」の醸成

(4)「2021関西大会」を含む国際大会レガシーの継承について、知事に伺う。

国際大会のレガシーを、今後、本県ではどの様に継承してゆくのかについて

(まとめ)「スポーツの持つ社会的意義」について

今回、私がワールドマスターズゲームズ2021関西大会の開催についてと題して質問したのは、「スポーツの持つ社会的意義」を再確認することと、スポーツ大会の開催が、どの様に県民生活に資するものかという点を明らかにしたいと感じたからです。

「スポーツの持つ社会的意義」について、1995年にリスボンで開催された「ヨー ロッパ・スポーツ閣僚会議」で採択された「リスボン宣言」では、次の様に書かれています。

「スポーツは、社会の健康と福祉の向上を促す」こと、「スポーツは活力ある市民による民主社会の発展と維持に寄与する」こと、「スポーツは諸国の経済活動に重要な役割を果たす」ことなど、個人の健康の保持増進の観点に止まらず、社会全体の健全化に寄与することが謳われています。

そして、「スポーツは我々の社会に欠くことのできないパートナーであり、政策決定、特に健康・教育・福祉、経済政策に関する分野において不可欠の要素として重視すべきである。」と結ばれています。

「2021関西大会」を含む国際的なスポーツイベントの開催が、我が国や関西地域、また、本県の健全な社会構築に寄与するものとなることを切に期待し、質問とします。

議会質問に直球勝負。