たばこ1箱1000円

※※※10月27日(木)※※※

自民党の受動喫煙防止議員連盟会長の山東昭子元参院副議長は25日、首相官邸で菅義偉官房長官と会い、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けた受動喫煙防止対策として、たばこ税の増税により、たばこ1箱の価格を1000円以上に引き上げるよう申し入れた。との新聞記事が目につきました。

そして、菅氏は増税の是非には言及しなかったが、「五輪もあり、いいタイミングだ」と応じ、受動喫煙防止のための法整備を急ぐ考えを示したそうです。

たばこ価格を挙げるとたばこ税が多く入りますが、売れなくなり、大変な減収になるとの意見が必ず出てきます。

でも、これをきっかけとしてたばこをやめる人が多くなり、私は大変結構だとほくそえんでいます。

ちなみに、現在、たばこ1箱(20本入り、440円)に対して、たばこ税は277.47円となっており、たばこ価格の63パーセントに当たります。

たばこ税は、①国たばこ税、②都道府県たばこ税、③市町村たばこ税があり、滋賀県の一般会計予算約5500億円に対して、たばこ税は、約 億円です。

税金面では減収になりと思われますが、たばこによる健康障害、これに対する国民健康保険(国税)の投入との差し引きを勘案すると、逆にプラスとみることもできます。

何よりも、国民の健康を、国が守るためには、ここまで規制するという強い意思が必要です。

また、喫煙は、「違法薬物を使用する入口」ともいわれます。 たばこ大嫌いの私は、これには大賛成です。

「たばこ1000円」の実現には、国民の絶大な理解と支援が必要です。 皆さん、「たばこ被害のない社会」の実現に向けて、共にがんばりましょう。

たばこ1000円に直球勝負。