原発に対する人権

※※※10月26日(水)※※※

ノーニュークス権」と、「個人には、原子力の恐怖から免れて生きる権利がある」という人権を主眼とした主張です。

具体的には、原発が今抱えているリスク原発でこれから起こりうるリスクを問題が、我々の生きる権利にどのような影響を与えるのかを問います。

「原子力事故によって生じた損害を適切に賠償してもらう権利」、「原子力に起因する損害を完全に賠償してもらう権利」などを求めるものです。

この「ノーニュークス権」が確立する前に、福島原発事故は起こりました。

福島第一原発の原子炉を作ったゼネラル・エレクトリック(GE)、東芝、日立を被告として、原発事故の責任を問う「原発メーカー訴訟」が起こっています。

この裁判は、原発事故が起こっても、原発メーカーの責任が免除される「原子力損害の賠償に関する法律」に対して、原賠法が違憲であることを主張し、原発メーカーの責任を追及するものです

訴訟内容は、日本だけでなく、世界から4200人余りの原告が集まって、一人当たり100円の損害賠償を原発メーカーに求めるものです。

この訴訟の目標は、勝訴してメーカーに責任があると認めさせることですが、このノーニュークス権という人権があることを裁判所に認めさせるものでもあります

原発の恐怖に直球勝負。