
1月, 2018年
会派県外調査活動
※※※1月31日(水)※※※
会派県外研修の2日目、午前中は東京都台東区の「東京都盲ろう者支援センター」で、取り組みの詳細を伺いました。



夜は、お江戸日本橋にオープンした滋賀県の情報発信拠点「ここ滋賀」にお邪魔し、近江肉と近江米・近江の野菜、そして、近江の酒を楽しませて頂きました。




新幹線の車窓から
※※※1月30日(火)※※※
昨日から2泊3日で会派県外調査のため上京中ですが、車窓から見る風景の違いに今更ながら驚いています。
快晴の野洲市の自宅を出て、新幹線に乗ったら、米原付近は先日来の大雪が残り、しかも吹雪模様でした。 まるで雪国の様です。
しかし、関ヶ原を超え、岐阜に入ると積雪は殆ど無く、晴れ間も見られました。 そして、富士山はご覧の通りの雄姿を見せてくれました。
到着した、東京は快晴です。 関ヶ原で、天下分け目の戦いが行われた理由が分かる様な、分からん様な車窓からの風景でした。
今日は横浜市の日本理化学工業(株)で、「障がい者雇用の状況について」の調査でした。
野洲市付近
米原市付近
岐阜羽島市付近
静岡市付近
東京都内
主権者教育の重要性
※※※1月29日(月)※※※
「シチズンシップ教育」とは、社会の一員として、社会や経済のしくみを理解し、積極的に関わろうとする態度や、社会を維持、運営していく力を育成する教育のことです。
教育基本法では、「教育の目的」として、「主体的に社会形成に参画し、その発展に寄与する態度を養う」が謳われており、これがシチズンシップ教育であり、キャリア教育の一部です。
学習指導要領では、中学3年生社会科の公民的分野「個人と社会生活」の中で、「家族、学校、地域社会などを取り上げ、個人と社会のかかわりについて」として盛り込まれています。
つまり、シチズンシップ教育とは、市民性を養う教育であり、政治をはじめ、広く社会参加の意識を高めることを目的にした主権者教育でもあります。
学校教育においては、政治参加教育、司法参加教育、消費者教育、道徳教育、国際理解教育、メディア教育なども、大きな枠組みとしてシチズンシップ教育ととらえられています。
人口が減少し、税収も減る一方で、福祉や施設維持にお金がかかり、公共施設やサービスを縮小していかなければ、自治体運営が厳しくなることは必定です。
今までのように、市民は公共サービスを受けるお客様ではなく、自治体を運営していく一員であるとの意識・自覚をを醸成していくことが必要だということです。
「市民はお客様ではなく、自治体の経営者です。 そのためにも、シチズンシップ教育は重要です。」 現在、連日、この様なことを訴えて活動を続けています。
シチズンシップ教育に直球勝負。
たでうどんの町
※※※1月28日(日)※※※
「蓼食う虫も好き好き」という言葉があります。
「他に草もあるにも係わらず、辛い蓼を好んで食べる虫もいるように、人の好みも様々である。 一般的には理解できない場合がある。」から、「人の好きづきは千差万別」、「変わり者もいる」などの意味で使われてます。
「蓼」とは「ヤナギタデ」のことで茎や葉に特有の香りと辛みや苦みがある植物です。 香辛料や刺身のつま、有名なところでは鮎の塩焼きを食べる時に出てくる「蓼酢」として用いられます。
お刺身のそばに付いている紅色の植物も蓼の一種ですが、これはの「紅蓼(ベニタデ)」で辛みがあります。
しかし、この蓼、野洲市の御上神社では「ずいき(里芋の茎)祭」の時に「たで寿司」が奉納されるなど、古来から珍重される伝統食材です。
野洲市内のあるお店「ファーモア」では、これを麺に練り込み、野洲名物の「たでうどん」として売り出し中です。
「たでうどん」とは、「蓼」を野洲産米と共に練り込んだ「茶そば」の様な緑色の麺です。
太さはそば位で、食感はもちっとした感じです。 普通のうどんとは香りも食感も段違いで、また、自然食品ですから健康的です。
「蓼食う虫も好き好き」と言われようが、私も「やす『たで』ブランドプロジェクト」を、応援してゆきます。 頑張ろう、野洲。
野洲市へお越しの際のは、是非、「たでうどん」をお召し上がり下さい。
野洲の名物売り出しに直球勝負。
膳所高野球部戦績
※※※1月27日(土)※※※
昨日、滋賀県立膳所高校野球が第90回選抜高校野球大会への出場校に選出されました。 春・夏併せて6度目の甲子園出場となります。 そこで、全国大会での戦績をまとめておきます。
①選抜中等学校野球大会 1934年(第11回大会) 2回戦 膳所中 0-2 和歌山中(和歌山) 滋賀勢として甲子園初出場
②選抜高校野球大会 1956年(第28回大会) 2回戦 大津東 1-2 中京商業(愛知) 延長10回 同大会で中京商業が優勝
③選抜高校野球大会 1959年(第31回大会) 2回戦 膳 所 1-2 高知商業(高知) 延長14回
④全国高校野球選手権大会 1972年(第54回大会) 1回戦 膳 所 0- 9 広 陵(広島) 54年間続いた京滋大会の最終大会(優勝旗は膳所高校の取り切り)
⑤全国高校野球選手権大会 1978年(第60回大会) 1回戦 膳 所 0-18 桐 生(群馬) 全国で1県1校の出場制導入 膳所高校創立80周年
⑥選抜高校野球大会 2018年(第90回大会) 21世紀枠で選出(59年ぶり3回目) 膳所高校創立120周年
選手権大会における滋賀県大会優勝校と全国大会出場回数(県大会で優勝しても、京都府優勝校との2次決勝戦 = 京滋大会があり、これに勝たないと全国大会に出場できなかった。)
【1位】八幡商:県大会優勝14回、京滋大会優勝0回、全国大会出場7回、【2位】近江:県13、京滋0、全国12、【3位】比叡山:県13、京滋0、全国8、【4位】膳所:優勝12、京滋1、全国2。
京都府代表を破って全国大会出場しているのは、1972年の第54回大会膳所のみです。 ちなみに、これが私の時です。
膳所高校野球部の活躍に直球勝負。
嗚呼、甲子園大会
※※※1月26日(金)※※※
膳所高校野球部、来春のセンバツ大会出場校に選出される。 こんな嬉しいことがあり得るのでしょうか。 バンザイ!バンザイ! 感無量です。
1978年の第60回選手権(夏の甲子園)大会以来、40年振り、1959年の第31回選抜(春の甲子園)大会以来、59年振りの甲子園出場です。







センバツ大会歌
※※※1月25日(木)※※※
昭和52年3月に大学を卒業して最初に赴任したのは、滋賀県立瀬田工業高校でした。 当然、野球部の顧問となり、若さにものを言わせた猛練習をさせたものでした。
運よく、3年目となる昭和54年の秋季県大会で優勝し、近畿大会に出場できました。 そして、近畿大会でも1回戦を勝利し、翌春、昭和55年春の「第52回選抜大会」に選ばれ、初めて指導者として甲子園大会を経験しました。
この当時のセンバツ大会歌は「日は舞おどる甲子園」でした。 「 ~ 陽は舞おどる甲子園 若人よ雄々しけれ。 ~ 」です。
そして、平成14年に県立八幡商業高校に赴任し、平成16年・17年の「第76回・77回選抜大会」に出場することができました。
この時の大会歌は谷村真司の「今ありて」です。 今でも、この歌を聴くと涙が出てきます。
「 ~ 新しい 時の初めに、新しい人が集いて。 頬染める 胸の高ぶり、声高な夢の語らい。 ああ甲子園 草の芽萌え立ち、駆けめぐる風は、青春の息吹か。 今、ありて未来も扉を開く。 今、ありて、未来も繋がり始める。 ~ 」
いつの、センバツの話題を聴くと春の訪れを感じると共に胸がときめきます。 いよいよ明日は、「第90回選抜大会」の出場校が決まります。
そして、我が母校滋賀県立膳所高校野球部が「21世紀枠」の有力な候補として挙げられています。
多分、滋賀県から近畿大会で活躍した有力校が2校(近江・彦根東)が選出される可能性が高いだけに、滋賀県から3校は厳しいとおもいますが、もう、今からどきがムネムネしています。
今日は寝られるかな? 「今、ありて未来も扉を開く。 今、ありて、未来も繋がり始める。 」
夢のセンバツ出場に直球勝負。
競走馬の殺処分
※※※1月24日(水)※※※
昨年は、「キタサンブラック」で盛り上がったJRAですが、その陰で苛酷な運命を強いられる競走馬を救う取り組みについて、昨日のテレビ番組「日テレNEWS24」からの情報です。
華やかな世界の裏で、実は多くの馬が殺処分されているという現実がある。 殺処分される馬を1頭でも助けようと、調教師が行っているプロジェクトがあるそうです。
~ ~ ~ 競走馬の世界では、毎年約7000頭の子馬が誕生しているが、競走馬として活躍した後、繁殖用の馬などになるのはごく一部のスター馬だけだ。
その他の引退した馬や、競走馬にならなかった馬の多くは殺処分されてしまう運命にある。
競走馬はレースに勝つための特殊なトレーニングによって闘争心を植え付けられている。
そのため、慣れていない人には扱いにくく、引退後、一般人の乗馬などに対応するには、また別のトレーニングが必要になる。
このトレーニングに最低でも半年はかかるのに加えて、1頭の維持や調教費用は、1か月当たり20万円以上の費用がかかることも殺処分が多くなる要因となっている。
この現状を変えようと動き始めたのが、JRAの角居調教師だ。
「競走馬の行く末を考えたときに、かわいそうな運命の馬もいる。 言葉にできないですけど、そういうことを感じとっていた時期が長くあった」と角居調教師は語る。
胸にしまっていた思いを形にするべく、数年をかけて競走馬の「セカンドキャリアの仕組み」を作った。
馬の維持費や再調教費は、ふるさと納税や寄付金などでまかない、岡山にある乗馬場で再調教する。
その後、訓練をうけた馬は、乗馬場や学校などでセカンドライフを送る。 これまでに救われた引退馬は57頭。
少しずつではあるが、多くの引退馬が活躍できる場所や資金を確保する取り組みをこれからも続けていくということだ。 ~ ~ ~
犬・猫の殺処分には、何かと意見が寄せられますが、私は競走馬の殺処分も同じ様に考えるべきだと思います。
競走中に馬を叩くムチの数を、動物虐待の観点から制限するくらいですから、当然のことではないでしょうか。
競走馬の殺処分に直球勝負。
教員世界の実情
※※※1月23日(火)※※※
小中学校の教員の勤務時間が大きな話題になっています。小中教諭の7割、週60時間超勤務ということです。 ではなぜ、忙しいのでしょうか。
1.そもそも労務契約がない
公務員は労働者ではないので、雇用(労務)契約書もない。 辞令交付書という紙ペラ一枚を校長に読み上げられるだけで、冊子のようなふつうの契約書にサインをすることはない。
教育委員会としても、教員の本務や雇用条件とは何かと考えなくて済むので、現状維持のまま行くことになる。
2.勤務時間があってないようなもの
雇用(労務)契約がないので、勤務時間という概念もあまりなく、残業や休憩時間もずるずるなくなってしまう。 組合を潰してしまった自治体も多いので、調整役がいなくなってしまった。
組合は契約に守られていない教員の唯一といっていい交渉チャネルだったが、専従職員が管理職に横滑りする慣習があったので、組合は完全に教委に取り込まれてしまった。
3.会議が異常に多い
会議がとにかく多く、会議のためには授業時数が足りないのに子どもたちを早く帰したりする。学校の会議といえば職員会議を想像するが、校務分掌会議、教科会議、体育会議、特別活動会議、行事会議、研修会議などの会議があり、放課後は研修か会議ばかりやっている。
しかも、一度できた会議が減ることはない。 下手をすれば、「どうしたら会議を減らせるか」という会議がある場合も多い。
4.研修が多い
公務員には、研修でパワーアップできるという考えが多く、研修のために午前中で授業が終わったりする。 研究授業もあるが、座学もある。
研究授業は、文科省の建前的な授業をしなくてはならないので実力はまったく付かないが、A4で10枚くらいの指導案という台本を書かなくてはいけないのと、その検討が何回もある。
指導案はその見せる授業の部分だけでなく、今までなにをやってきたかやこの授業にどんな意義があるのかとか書かなくてはならないので、作成にかなり時間がかかる。
座学は、民間企業なら呼んだ人事部が怒られるのではないかというレベルの講師が来る。 大体が教育学部の先生だ。
5.行事が多い
入学式や運動会、卒業式はいいとして、創立〇周年記念、宿泊学習、二分の一成人式、マラソン大会、学芸会、展覧会、音楽会と際限なく増えてゆく。
一度できた行事は、やめたら先輩の顔に泥をぬるという理屈でけっして減ることはない。行事自体は1~2時間で終わるが、その準備には貴重な授業時間が何十時間もとられる。
これを教員は時間外に準備をするので、大変な負担となる。
6.現場に意思決定者がいない
校長はじめ管理職は意思決定できない。 彼らは、教育委員会の決定事項を現場に粛々と遂行させる推進役で、教育委員会からおりてきた仕事は、スケジュール的にどんな無理な内容でも「よろしく」で済ませる。
勤怠管理(年次休暇の管理の厳密さは民間企業の非ではない)は熱心だが、残業時間にふれることはない。 管理しない管理職なんて、伝書鳩になりたくて管理職になった様なものだ。
7.仕事の優先順位が・・・
教育委員会からおりてきた仕事(調査・アンケートの集計とか)が最優先され、次に校務(会議・研修とか)、最後に学級の仕事となる。
学級も行事の仕事が優先されるので、休日に授業を準備しようにも間に合わない。
8.年配の女性教諭の発言力がひじょうに強い
これは民間企業でも同じかもしれないが、年配の女性教諭の発言力が非常に強い。 その破壊力ゆえに、会議が延々と続いたり、思わぬこだわりから思わぬ仕事が湧いてくることがある。
本人は素晴らしい提案をしたと得意げで、時には校長の意思決定すら覆すこともある。
9.勤務時間外に労働するのがえらい
教員の時間外労働がここまでひどくなったのは、最近のことで、遅くまで学校にのこっている先生が偉いとされる。
7時にきて(始業時刻は8時15分)お茶を入れる先生が尊敬される。最近はICT化というのもあるが、納入される機材は古く、タブレットや周辺機器のメンテナンスを教員がやるので、逆によけいに時間外労働が増す。中高校はこれに生徒指導、進路指導、部活動が加わるので、さらに拘束時間が延長される。
10.出欠をとる飲み会が多い
研究授業や研修会ごとに学校あげての飲み会があり、断る理由を考えるのも大変。
この様に、先生たちはたいへん苦しい状況にあるが、それが全く子どものためになっていないのが切ない。 そして、書いていて気がついたけど、教育の仕事がなかった。
教育現場の実情に直球勝負。
県政報告25号発行
※※※1月22日(月)※※※
とば義明「県政報告」第25号(新春号)を発行しました。 野洲市民の皆様には、15日の朝刊に折り込みさせて頂きました。
~ ~ ~ 皆様には、健やかに初春を迎えられましたことをお慶び申し上げます。
昨年中は皆様の温かいご支援によりまして、後顧の憂いなく公務や政務に精励することができましたことを心からお礼申し上げます。
今年も、県民の皆様との「対話と共感」を大切にし、「生活者第一の視点」を持ち、「現場第一主義」で行動して参ります。
さて、平成30年度は、三日月県政の4年目を迎え、「滋賀県基本構想」と「県政行政経営方針」、「人口減少を見据えた豊かな滋賀づくり総合戦略」の成果が問われる年でもあります。
私も「チームしが」の一員として、三日月知事と力を合わせて、県庁各部局間の連携 強化や来年度予算編成過程の透明化を図りながら、①滋賀の人の力を活かし、命を守る「草の根自治の滋賀」の発展、② 琵琶湖や自然と共に生き、全ての人に居場所と出番がある「共生社会滋賀」の創造、そして、③滋賀の力を伸ばし、力強く持続的な「経済と雇用の滋賀」の構築、を目指して一層頑張って参ります。
本年も何卒、皆様のご指導とご鞭撻、そして、絶大なご支援を賜りますように、宜しくお願い申し上げます。 ~ ~ ~



