11月 26th, 2017年

日馬富士関騒動

2017-11-26

※※※11月26日(日)※※※

大相撲の横綱、日馬富士関の貴ノ岩関に対する暴行事件が、連日報道されていますが、報道内容や評論家達のコメントに、今一つピンときません。

ビール瓶で殴ったとか殴っていないとか、けがの程度はどうかとか、貴乃花親方の対応がどうとか。 そんなことは、今回の事件の真相ではないと思います。

今回のキーワードは、唯一つ、「八百長相撲」ではないでしょうか? それも、現在、大相撲界を席巻する「モンゴル人力士達」にまつわる事柄として、私は独断的な見方をしています。

①何故、鳥取県で発生した? そもそも、貴乃花親方は、この様な力士同士の会合を禁じていた。 そこで、貴ノ岩関の出身高校がある鳥取市内なら、高校時代の友人との会合と称して呼ぶことができたのではないか。

②何故、3横綱がそろっていた? 3横綱が揃うことに大きな意味があり、高校同級生との会合と偽り、わざわざ3横綱が示し合わせて呼んだのではないか。

③その理由は何か? 本年1月の初場所で、大関・稀勢の里13勝1敗、白鵬11勝2敗という場面で、白鵬は貴ノ岩と対戦し、ガチンコ相撲の結果、わずか10秒で負けていることが最大の背景ではないか。

④今回の事件との関係は? これまでは、モンゴル人力士間の忖度、暗黙のルールがあったのに、これを破ったことに対する報復の意図がある会合ではなかったのか。

⑤何故、日馬富士が? 白鵬自身では、いかにも直接過ぎるのではないか。 モンゴル村の掟を守るためには、日馬富士も白鵬の意図を察して行動したのではないか。

⑥貴乃花親方の動きは? 今回だけの暴力事件として見ておらず、こうした八百長まがいの馴れ合い体質を徹底的に暴き出そうとしているのではないか。 だから、協会に任せず、警察に調査を一任しているのではないか。

この様に推察してゆくと、登場人物が多く、情報が錯綜しているこの事件が、1本の線に繋がり、それぞれの動きも納得が行きますが、如何でしょうか。

この様に考えると、コメンテーター達が、「これだけ、大相撲が盛り上がっているのに残念だ」、「お互いが傷つかないように収めるべきだ」というコメントが如何に的外れなのか分かります。

これは、あくまで、私の独断的な見方ですので、ご了承ください。 今日で九州場所が終わり、明日行以降、いよいよ、貴乃花親方が、その辺のところを話し出すのではないでしょうか。

日馬富士問題の真相に直球勝負。

 

三島由紀夫の生き様

2017-11-26

※※※11月25日(土)※※※

1970年11月25日、この日は、私にとって忘れるに忘れられない日付です。

1970年11月25日、午前11時、作家三島由紀夫は、主宰する「盾の会」会員4名と共に新宿区市谷の陸上自衛隊東部方面総監部へ行き総監と面会しました。

三島らは、総監との面会後、総監を縛り上げ、自衛官を玄関に集合させることを要求しました。 そして、玄関前に集合させた自衛官に向かい、バルコニーから檄を飛ばしました。

その後、総監室へ戻り、三島は持参した短刀で腹を左から右へためらいなく切り自決、その三島の首を「盾の会」会員の古賀必勝が切り落としました。

いわゆる、戦国時代などに行われていた武士の「切腹」です。 当時多感な高校2年生だった私にとっては、このニュースを聞いた時、それはもう大ショックでした。

その夜は、体育館に全員が集められ、黒い顔した体育の先生に、私が代表として首を切られるという悪夢を見てしまいました。

何故、体育館なのか、何故、体育の先生であったのか、何故、私が選ばれたのかについては未だに不明ですが、とてもショックキングな出来事であったことは間違いありません。

私の趣味の一つに、歴史上の人物の「辞世の句」をそらんじることがありますが、それはこの時に三島が詠んだ辞世の句を覚えたのがきっかけです。

益荒男が 手挟む太刀の鞘鳴りに 幾とせ耐えて 今日の初霜(武士が携える刀の鞘が、早く事を行えとせかすのを 何年も我慢してきたが、霜の降りた今日、いよいよ決行する。)

散るを愛う 世にも人にも先駆けて 散るこそ花と 吹く小夜嵐(自分が死んで行くのを嘆いてくれる世間や人に先駆けて死んで行くことこそが美学だと、決意を促す木枯らしが吹く。)

極右の思想家である作家三島の思想に共感するものではありませんが、爆発するがごとき決意と自決の覚悟が感じられる、勇ましくもはかない句だと思うからです。

彼は死の前に友人に宛てた手紙で、「私はずっと以前から、文人としてでなく、武人として死にたい。」と書いています。

今から、45年前、私が高校2年生の11月25日の忘れられない出来事です。

三島の生き様に直球勝負。

 

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